ほんとに、ただの生理痛?

職場は、男女関係なく皆がバリバリ働く環境でしたが、私も含めクリスマスケーキの賞味期限はとっくに過ぎた世代にちょっとした結婚ブームが訪れた時期がありました。既にやや出遅れ気味だった年齢層でしたので、自然と流れはおめでたブームへと進んだのですが、子宮筋腫や子宮内膜症による流産が相次ぎ、不安を駆り立てられる思いでした。そこで、こちらのブームにはかなり乗り遅れていた私も、ようやく重い腰を上げて不妊治療専門の産婦人科に出向いたのです。診断の結果、子宮筋腫と子宮内膜症の両方があるとのこと。ドクターいわく「20代後半に入って、健康な状態で生理があるなら痛みを伴うことはないはず」なのだそうです。成長段階にある思春期の頃の生理痛とは違って、子供を生むために完成した身体に子供を生むために毎月やってくる生理に痛みを伴うのは、何かしら病気が原因であることを疑うべきということです。痛みは、子宮筋腫、子宮内膜症、子宮腺筋症などによるもので、これらは不妊症や流産の原因となるのです。お蔭さまで私は、妊娠することが最大の治療法というドクターのサポートで2人の子供に恵まれました。長男を出産後、始めて生理が来た時の驚きは忘れません。なぜって、痛みによる前触れを感じることなく突然生理が始まってビックリするという経験をそれまでしたことがなかったのですから。もちろん、娘には「生理痛がひどいのは病気かも?」と助言するつもりです。

子宮筋腫、要注意に+1 !


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確かに、近視乱視と生理痛以外は、よく食べよく寝よく運動し、至って健康な学生でしたので、まあ月に数日市販の鎮痛剤を飲んで何とかなるなら、母の言う通り心配ないと思っていました。大学に入っても状況は同じでしたが、親元を離れて自由がきく分、多少辛ければ授業に出ないで寝ていることもできましたので、比較的楽な4年間でした。ところが、社会人になるとそうはいきません。それなのに、生理自体が徐々に重くなっていくよう
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